プラスチック製品についている

          表示やマーク

 

 

 プラスチック製品には品質や安全性を示す「表示」やマークあるいはリサイクルマークが付けられており、商品を選択するときの目安になります。

 

JISマーク
商品の品質・機能などを定めた日本工業規格(Japanese Industrial Standards)のことで、工業標準化法にもとづいています。このマークがついていれば、JISに適合していることを示します。

JHPマーク
塩ビ食品衛生協議会確認証明  書付帯マーク) 
このマークがついたプラスチックは、ポリ塩化ビニル製品で他の材質のものはありません。
     

PLマーク
ポリオレフィン等衛生協議会自主規制基準合格のマーク)
このマークが付いたプラスチックは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂、メタクリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリブテン-1、ポリブタジエン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、及びポリカーボネートのいずれかの製品です。

STマーク 
Safety Toy(安全なおもちゃ)の略称で、食品衛生法、電気用品取締法などに基づいて(社)日本玩具協会が玩具の安全基準を定め、これに合格した製品につけるマークです。万一の事故に対しては、共済制度が設けられており、補償が受けられます。

衛検済マーク
日本プラスチック日用品工業組合が、自主衛生規格基準に合格したプラスチック日用品・器具(飲食器および割烹具)につけているマークです。

品検済マーク
日本プラスチック日用品工業組合が、プラスチック日用品、器具に関する品質(機能)の安全性を確保するため自主規格基準を定め、23品目に対して製品規格を設け、合格した製品につけているマークです。

電子レンジ容器検済マーク
電子レンジ容器検済マーク 日本プラスチック日用品工業組合が、プラスチック製電子レンジ容器に対して品質に関する自主規格を設け、衛生検査と併せて合格した製品につけるマークです。また、誤用を避け、安全性を高めるために使用上必要なデメリット表示が義務付けれています。

資源有効利用促進法による表示
プラスチック製容器包装には2001年4月1日施行の「資源有効利用促進法」により、分別排出、分別収集のために指定表示製品とされ、このマークがつけられるようになりました。

プラスチック廃棄物の効率的な分別を行うため、米国プラスチック産業協会(SPI)が 1989 年に制定しました。このマークの真ん中の数字はプラスチックの材質を示しています。1 番はポリエチレンテレフタレートで、主に飲料、しょうゆ、酒などのPETボトルに表示されています。

2 番は高密度ポリエチレンで、主にポリタンク、ロープ、スーパーの袋(乳白色)などに表示されています。

3 番はポリ塩化ビニールで、主に卵パックや水道パイプ、フルーツのケースなどに表示されています。

4 番は低密度ポリエチレンで、主に透明ポリ袋、ケチャップやマヨネーズなどのボトルに表示されています。

5 番はポリプロピレンで、主にプリンカップや食用コンテナに表示されています。

6 番はポリスチレンで、主に魚のパックや食卓関連の雑貨品に表示されています。

7 番はその他のものに表示されています。
家庭用品品質表示法に
      基づく表示

原料樹脂 ポリエチレン
耐冷温度  -30℃
寸法 外形 500×700
       (mm)

   厚さ 0.038
       (mm)
    
取り扱い上の注意
火のそばに置かないで下さい。

表示者OOO株式会社
住所 電話番号
家庭用品品質表示法の合成樹脂加工品質表示規定により、次にあげられる家庭用品を対象に、原材料名、耐熱温度、耐熱温度、取り扱い上の注意、表示者などの表示が義務付けられています。
 @ 洗面器、たらい、バケツ、浴用器具
 A かご
 B ぼん
 C 水筒
 D 食事用、食卓用品又は台所用器具(ごみ容器、
   荒いおけ、皿、椀、コップ、弁当箱、まな板、
   製氷器具など)
 E ポリエチレン製、ポリプロピレン製の袋
 F 湯たんぽ
 G 可搬型便器及び便所用の器具

 

 

 

 

 

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